武蔵大学で英文学を教え、またミュージシャンにして、かつ7万本のガラス瓶収集家として日本一のガラス壜博士である庄司太一様のボトルシアターを訪問しました。
ボトルシアターについては、上の下線部、または右画像をクリック。 |
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館内には明治時代から昭和までのビール壜やラムネ壜をはじめとして、ありとあらゆる壜と、博士の壜にかける熱い心とがあふれていました。
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狭い入口を抜けると展示館が・ |
展示館外観 |
↓手前の部屋には壁一面、更に床にも多くの色んな壜がありました。 |
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↓奥の部屋の棚に並んだ壜たち。展示は壜の種類別ではなくて、凡人に理解不能な壜博士方式とか。 |
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↓2階へ上がると、立っているのがやっとのスペース以外は、壜と本が一杯。 |
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↓日本酒の壜を並べて鑑賞 |
↓特大の模様入り酒壜を掲げる庄司先生。 |
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↓収納ケースで美しく照らされた壜もあれば・・・・・・ |
↓床に雑然と?置かれた壜も |
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今回、見ることができたのは4万本程で、その中から、紫外線で蛍光を出すウランガラス(UG)の壜を発掘することが目的だったのですが、庄司先生が発見されたのを含め、4本のUG製の壜を発見しました。1万分の1の確率ですね。ただ、同じ形の壜でもUGは1本だけで、偶々、製造時に(使用済みUG屑が)混ざってしまい、結果としてUGになったものと思われます。
↓その中の1本が「育蚕活桑器」というもので、昔、蚕(カイコ)に新鮮な桑(クワ)の葉を与える目的で使用された容器だそうです。
庄司先生出版の「原色日本壜圖鑑・第2巻」に掲載されています。なお、同じ形の壜でも、UGは1本だけでした。
自然光で撮影。下の箱の壜は非UG
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紫外線を照射。
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「原色日本壜圖鑑」掲載
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↓次が「水分採取器」というもので、お味噌などの中の水分を取る目的で使用されたそうです。
庄司先生出版の「原色日本壜圖鑑・第5巻」に掲載されています。なお、同じ形の壜でも、UGは1本だけでした。
最後に全員で記念撮影。Kさん、Mさん、庄司先生、Kさん、Tさん、当HP管理人
その後、お茶の間で雑談してから、おいとましました。
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